美山町の「萱葺きの里」と「共産党を語るつどい」

2019年12月2日

 

12月1日、京都府の南丹市美山町と園部町で「こくたさんと日本共産党を語るつどい」が開催され、早朝から出発しました。

ちょうど京都は紅葉の観光シーズンでもあり、途中の高雄周辺が渋滞する可能性も考え、少し早く自宅を出たこともあり、美山町の会場に余裕を持って到着。

少し足をのばして「萱葺きの里」へ。実は、こちらには昨年1月末の南丹市市会議員選挙応援の際、雪の「萱葺き」群を見たところで、同じ場所で写真を撮りました。

 

萱葺き1

 

こちらが1月末の地方選挙で、ともおか誠町議の応援に訪れた際の写真です。

 

茅葺きの里

 

この「萱葺きの里」は、1987年、美山町長選挙で日本共産党推薦・革新統一候補の中野金平(きんぺい)さんが「日本一の田舎づくり」「(萱葺き民家の保存など)原風景を生かしたまちづくり」をはじめて提唱。当時の町長は、歯牙にもかけない態度でしたが、今日では、「小さくても輝くまち」と言えば美山町。全国的注目が集まっています。

 

萱葺き2

 

日本の原風景を見て、ホッコリのひとときでした。

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「共産党を語るつどい」会場では、美山町ビジターセンターの入り口に「こくた恵二さんを囲む会」の手書きの看板が。

集まったみなさんから、「忙しいのによう来てくれはった」など歓待されました。「囲む会」では、お一人が入党いただき、別の方が新しく「しんぶん赤旗」日刊紙を購読いただきました。

 

美山入り口

 

私は、国会における「桜を見る会」での追及、市民と野党の共闘の深化などについて報告し、国会で「限界集落」への対策が議題になった時には、「市町村合併で職員を減らし、JA(農協)と農林魚業をつぶし、民営化で郵便局をつぶして、過疎地と限界集落を作ってきたのは自民党政治ではないか。まずその反省を行い、元に戻すことこそ対策の基本ではないか」と主張したことを報告しました。

 

美山 こくたアップ

写真上は、ともおか誠・南丹市会議員

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意見交換、質疑では、「共産党は政党助成金をもらっていないが、他の野党はもらっている。このことが野党共闘の足かせにならないのか」「今回の綱領改正案で、中国への見方をハッキリさせたが、共産党としては、いつからそういう認識を持つに至ったのか」「野党共闘のお話しの中で、れいわ新撰組について触れられなかったが、関係はどうか」「共産党が、いつも内部文書を暴露するが、どうして共産党にだけ情報が集まるのか」などが出され、一つひとつに丁寧にお答えしました。

 

美山全景

 

また、「全国では野党共闘が進んでいるのに、京都市長選挙ではどうなっているのか」との質問に関わって、「蜷川京都府知事時代、府市民団体協議会が市民との共同のにかわ役の役割を果たした。この点で、市民との共同の源流は京都。今日では、京都での市民と野党の共闘は、戦争法反対、反原発、環境やまちづくりの運動など、京都にあるもっとも幅の広い市民運動と日本共産党がスクラムを組んで、全国でも最先端をいっている。最先端を行っているからこそ、いろんな難しさもある」と述べ、来春の京都市長選挙での福山和人さん勝利の全国的意議について強調しました。