ローマカトリック教会フランシスコ教皇の訴え//増田正昭さんの個展

2019年11月24日

 

24日、被爆地・長崎と広島でローマ教皇庁のフランシスコ教皇が訴えました。

教皇は、「核開発はテロ行為である」と訴え、「核抑止力論は、恐怖と相互不信を植え付ける誤りである」として、軍拡競争に反対するとともに核廃絶を各国に呼びかけました。核兵器禁止条約の批准を強く訴え、同時に、「私たちは、無関心であってはならない」と訴えられたことも、私は心に響きました。

こちらは、「戦争がもたらすもの」としたフランシスコ教皇のメッセージ。

 

フランシスコ教皇

 

教皇が紹介したジョーオダネルの写真集「トランクの中の日本」から、かの有名な少年の写真。何度見ても胸がしめつけられます。

 

フランシスコ 少年

 

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この日、24日、ちょうど日本共産党京都府委員会などで専従者として長年勤務した後、還暦を前にして京都造形芸大に入り直し、肖像画などを書き始めた被爆2世の画家、増田正昭さんの2回目の「個展」が開催されており、足を運びました。

その名も、個展「被爆者の肖像画で被爆体験を語り継ぐ 被爆2世の思いを込めて」(第2弾)です。これらの内容をまとめて本も出版される予定とか。いまから楽しみです。

 

増田1

 

増田さんは、「今年も被爆者8人対話を重ね、被爆者の生きざまと思いを、肖像画で受け継いでいる」と語ります。こちらは、以前も紹介した簡裁美術学院の三谷元理事長の肖像画の前で。

 

増田個展