京都左京共産党後援会「青空まつり」で記念講演。京都市長選挙、福山和人弁護士がサプライズ登場!

2019年11月11日


 

10日、日本共産党京都左京区後援会主催の「第 17回青空まつり」が宝ヶ池公園で開催され、私が記念講演に立ちました。

多くの後援会の方々の模擬店も大賑わいで、秋の催しを満喫したのではないでしょうか。

青空まつり 穀田4

私の講演の後にサプライズゲストが登場。9日付の地元紙に京都市長選挙の候補者として報道された福山和人弁護士。
福山氏は「まだ正式発表もしていませんが(笑)、京都市長選挙の候補所となればみなさんとご一緒に全力をあげます。京都市政をみんなで変えましょう」
と訴え。会場からやんやの拍手。京都市を変えようぜの声が次々とかかりました。さながら左京区の決起集会になりました。

 

青空まつり こくた2

 

私は、国会でのたたかいについて、消費税10%増税とともに関電原発マネー環流疑惑について触れ、「まるで太秦映画村で見られる時代劇の光景がよみがえるではありませんか」と指摘。渡辺孝・高浜町議が原発立地促進に主眼をおいた「関電マネー」と「同和行政」の〝2つのヤミ〟を告発して立ち向かっている姿について、メディアが「日本共産党の町議とは一切報道しない。ここに日本のマスメディアの異常さとゆがみがある」と批判しました。

 

青空まつり こくた

 

また、英語民間試験導入について、「野党の3回にわたる院内集会、高校生自らのたたかいいと関係者の運動で『延期』を勝ち取った。『声を上げれば政治が変わる』」と強調しました。続いて「安倍スキャンダルの最たるものは、首相主催の『桜を見る会』の問題」「この問題を国会で田村智子参院議員が追及したが、他の野党も含め反響は大きい」と指摘。
首相が公然と税金を私物化した大問題で、一人でやれば公選法違反・買収だが、これを税金を使って公然とやった。誰が考えても異常な事態であり、野党が共同して一大問題として追及してゆく」と報告しました。

 

青空まつりこくた3

 

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 野党共闘の問題では、「参議院議員選挙結果に表れた到達点を、全国的視野でしっかり見る」必要性とともに、「京都における市民との共闘の歴史とその到達をよく理解する」ことの両面を強調。「京都では、かつて府市民団体協議会をはじめ蜷川時代の幅広い共同に、市民と野党の共同の原型があり、今日、さらに環境問題や原発問題に取り組む市民運動など、広がりを持った市民との共同が進んでいることに確信をもって、京都市長選挙を勝ち抜きましょう」と呼びかけました。

さらに、私は「いま、この会場内に、先の参議院議員選挙で福井県の野党統一候補としてたたかった山田和雄さんも来られていますが」と紹介し、「現在の共闘の進化、発展の三つの驚天動地」として、①安住淳国対委員長が呼びかけた立憲・国民・社会保障の会など「茶話会」で、初めて共産党党首である志位委員長に「外交問題を聞く会」が開催されたこと、②高知県知事選挙は、共産党員の松本けんじ氏を野党統一候補とて擁立し、知事選で一つひとつ勝利して、安倍政権打倒へと繋げていこうと野党が共同していること、③保守政治家・中村喜四郎氏の「日曜版インタビュー」への登場したことを紹介しました。

 

青空まつり 全景

 

記念講演の最後に、日韓問題について触れ、日韓関係の悪化を憂慮していると表明。直接の原因としての安倍首相の徴用工問題の紛争に経済問題を絡ませたこと、侵略戦争と植民地支配への反省こそ解決への一歩と指摘し、国会で私が行った徴用工問題の質問も報告しました。

憲法制定過程を描いた映画「日本の青空」を念頭に、「今日の『青空』のように、この青空まつりが憲法が生かされる政治への大きな跳躍台になるよう、また、ご参加のみなさんが市民と野党共闘の要である日本共産党の前進のため力を尽くしていただくよう」呼びかけて講演を結びました。