晴天の下、京都で「第27回東九条マダン」開催
2019年11月5日
報告です。3日、晴天の下、「第27回東九条マダン」が開催され、私が東京での「11・3集会」でのあいさつと会議のため、秘書の永戸辰夫さんが参加しました。以下はその報告です。
写真は、開会前、鐘やチャングを打ち鳴らし九条通をパレードする子どもたち。
“マダン”とは、“広場”の意味で、東九条は、京都で最も多くの在日韓国・朝鮮人が住む地域。私の大好きな映画「パッチギ!」の舞台になった地域でもあります。こうした取り組みなどを通じて、東九条は日本人と韓国・朝鮮人がともに生活する中で、お互いの交流をはぐくんできたまちです。
実行委員長の挨拶では、 「〝東九条マダン〟のテーマは、与えられる文化ではなく、自ら発見し創り出す民衆文化を」というものだそうで、好天に子どもらの民族衣装が映えていました。
とくに、昨今の「嫌韓」をあおり、ナショナリズムと排外主義を喧伝する日本社会にあって、相互交流、相互理解、相互発見にもとづく取り組みは大変重要です。
写真は、凌風中学校吹奏楽部による演奏。
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東九条マダンの会場には、たくさんの食べ物などのブースとともに、京都朝鮮初級学校やハンセン病関係の展示コーナーもあって、豊富な資料が展示されていたそうです。
なお、当日、永戸さんも知り合いの立命大教授の招きで来日した韓国光州のグループと、日韓友好の重要性について交流したそうです。