萩生田文科大臣「身の丈」発言は、教育の機会均等の憲法精神を踏みにじる発言//衣笠・金閣学区「こくた囲む会」
2019年10月29日
萩生田光一文科大臣は、24日夜のBS番組で、英語の民間資格・検定試験に関し、「自分の身の丈に合わせて」と発言。
これは、憲法26条の「すべて国民は・・・ひとしく教育を受ける権利を有する」の精神を蹂躙する発言です。教育基本法でも「等しく能力に応じた教育を受ける権利を有する」とうたわれています。教育を所管する大臣として相応しくないことは明らかではありませんか。断じて許せません。
この発言について「適材適所」との菅義偉官房長官の発言も看過できません。つまり、このような発言を行った大臣を良しとする姿勢は、「自分の身の丈」発言は、安倍内閣の考え方そのものだと言っているに等しいと言わねばなりません。
菅原一秀前経済産業大臣の公選法違反疑惑も含めて、政府をただすべき重大な問題です。羽生田氏が出席する衆参予算委員会の集中審議の開催を求めます。
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26日、偶数月の最終土曜日に定例開催されている「衣笠・金閣学区 こくた囲む会」に参加。
いつものように、井坂博文京都市会議員の市会報告。浜田良之京都府会議員の府政報告が行われました。
白梅町の嵐電白梅町駅の改修問題と市バス路線変更についてが、参加者から意見が続出。
市民への説明する姿勢にかけ、かつ路線変更に伴う市民の意見に耳を傾けることなく進める京都市政への批判が多くの住民から寄せられていることが浮きぼりなりました。おおいに住民運動を盛り上げようとなりました。
下は、京福電鉄白梅町駅の改修資料を説明する井坂市会議員。
写真下は、10月27日付けの京都民報の記事を紹介しながら訴える浜田府会議員。
新しいポスターをみなさんに披露し貼り出しのご協力をお願いしました。
国会における、菅原一秀経産大臣の辞任問題、関西電力の原発マネー還流疑惑と共産党の闘い、野党統一で共産党の松本けんじ候補を擁立して闘う高知知事選挙の取り組み、安住淳立・国・社国対委員長からの招待を受けて日本共産党の志位和夫委員長が外交問題で訴えたことなどを詳しく報告しました。