パナマ 赤松衆院副議長、パナマ国会副議長と会談
2019年08月15日
赤松広隆衆院副議長を団長とする、コスタリカ・パナマ親善訪問団の活動報告です。
12日、パナマ国会を訪れ、国会見学を行った後、パナマ国会の役職者と会談。
パナマ側は、ディト・ロドリゲス第二副議長、ロベルト・アブレゴ外交委員会副委員長、リリア・バティスタ、エディソン・プロセの両外交委員が出席しました。
パナマ側は、まず赤松副議長の訪問への歓迎の意を表しました。パナマ・日本の二国間に関する問題について、①日本からの奨学金制度への援助、②農業への援助、③地方における港湾開発に関する協力が要請されました。
赤松氏は、自らが農林水産大臣として、農業に携わってきたことにも触れ、日本政府・大使館と話し合いが行われ、具体的な進展を図っている段階だと聞いていると応じました。
赤松氏は、8月15日は、終戦記念日の各種の行事が執り行われる特別の日を迎えようとしていると述べました。
ロドリゲス氏は、 パナマにとっても特別な日であり、建国 500年が 8月15日だと応じました。さらに港はパナマの国の商業にとって重要な役割を果たす。日本は各地の施設が整っており、知恵を拝借したいと重ねて要請しました。
私は、一点だけ質問しました。1999年にパナマ運河が米国より返還されるとともに駐留米軍が完全に撤退しています。「駐留米軍が撤退して、貴国の安全保障上の不都合はありましたか」と尋ねました。
副議長は、「まったく心配はありません」と明確に答えました。