JMITU京滋地本「第55回定期大会」で挨拶

2019年08月4日

 

3日、JMITU(金属情報機器通信労組)京滋地本の第55回定期大会に来賓として招かれ、挨拶しました。

 

JMITUこくた1

 

私はまず、「私たちは参議院選挙で、『暮らしに希望を』と掲げてたたかったが、工藤晃元衆議院議員からの著作の紹介の挨拶に、『日本はこの20年で、OECD加盟国でただひとり賃金が下がった異常な国』と書かれてとあったが、いまこそ労働者の利益と権利向上のためにたたかう労働組合が求められている時はない。労働組合に入って、労働者の力で、新しい希望の持てる社会をつくる時」と強調しました。

 

JMITUこくた2

 

参議院選挙結果について、「改憲勢力が3分の2以下になり、自民党が単独過半数を割ったことが大きな特徴」として、「決して自民党が勝ったわけではない。同時に萩生田発言は、自民党のおごりと焦りのあらわれ」と指摘し、引き続き9条改憲阻止の国民的たたかいをと呼びかけました。

また、選挙戦での市民と野党共闘の前進にふれ、「昨日の野党国対委員長会議でも、他の野党国対委員長から『あと2ヵ月候補決定が早かったら高知・徳島では勝てた。共産党が候補でも勝てるほどに野党共闘は進化している』との発言があった」ことを紹介。「共通政策」の内容的深化とともに、選挙協力という点でも大きな財産を得たことを報告しました。

最後に定数2の京都選挙区での倉林勝利の意議、来たる京都市長選、総選挙での勝利躍進とともに、「金属、製造、情報、通信関連産業は、まさに民間の基幹産業」と強調し、「JMITUの組織強化は、日本社会と地域の民主的前進にとって重要。大きく、そして一人ひとりを大切にする労働組合づくりを」と呼びかけて挨拶としました。

 

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写真は、開会のあいさつをする山本善五郎・JMITU京滋地本委員長

 

JMITU