第45回「京都木工芸展」を鑑賞、激励
2019年06月18日
15日は、毎年、楽しみにしている「京都木工芸展」に出かけました。今年は、第45回「京都木工芸展」で、主催は、京指物師らでつくる京都木工協同組合。場所は、京都市中京区の烏丸御池の東北角、かつて造り酒屋で、京都らしいたたずまいの「しまだい」(嶋臺)です。
写真下は、右から、京指物師の大谷普賢さん、西脇いく子京都府会議員、かまの敏徳京都市会議員、私が宿舎で愛用している京行灯(あんどん)をお世話になった照明「和田卯」の和田泰彦さん、私。
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言うまでもなく、京都の木工芸は、世界に誇る伝統産業の重要な一分野で、その技法と種類の豊富さは、まさしく伝統工芸というにふさわしく、家具調度品から茶道具類、美術工芸品にいたるまで幅広い分野で、京都ならではの技法が駆使されています。
今回、私は、大谷普賢師作の食パン入れの指物(パン樽)を買い求めました。普賢師によると、「吉野杉の防腐・防菌作用、そして表面に塗られた柿渋と漆が湿気を寄せ付けないため、食パンにカビが生えず長持ちする」というもの。これからの梅雨時、期待大ですが、なによりも木目の良さ、デザインが気に入りました。
実は「パン樽」には、食パン”乃が美”の生食パンが、一斤入っており、美味しく食べたことも報告しておきます。