共産党躍進と倉林明子必勝に向けた「北区事務所開き」

2019年06月16日

 

15日、地元京都市北区の「日本共産党と倉林明子北区事務所開き」に駆けつけ、訴えました。

 

北区 こくた

 

私からは、いわゆる「老後2000万円」問題にふれ、金融庁の金融審議会・市場ワーキンググループが公表した「報告書」の受け取りを麻生大臣が拒否したことについて、「政府に都合が悪いものは受け取らない。これほどのご都合主義はない」と批判。もともと、自民党自体が参院選に向けた「政策BANK」で「人生100年時代の到来を踏まえ、国民が生涯にわたり安定的な資産形成を行うため、〝つみたてNISA〟をさらに普及させる」と明記しており、「受け取りを拒否した報告書と自民党の政策・方針はまったく同じではないか」と強調。「都合が悪ければ自分たちの党の政策まで消してしまう。これは、今の自民党政治が行き詰まっていることの証左だ」と厳しく指摘しました。

 

北区 こくた2

 

また、私がこの間、外務委員会での質疑で取り上げてきた、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」を巡り、「防衛省が提出した候補地の選定理由に関する核心部分はすべてが黒塗りになっている」ことを指摘。「昨日も秋田県の新屋(あらや)演習場を、野党国対委員長らと視察してきたが、レーダーが出す電波を遮る山の仰角が過大だった。『データはいいかげん、住民説明会で職員はコックリ居眠り。こんな防衛省を見れば、イージス・アショアが必要なほど、わが国に安全保障の危機が迫っているとは、どなたも信じまい』と『東京新聞』も批判したが、最初から結論ありきで、これほど国民を軽視した話しはない」と厳しく批判しました。

その上で、「先ほど、佐藤ちひろ・比例候補も訴えたが、『暮らしに希望を』という3つの政策内容は、大企業や富裕層への応分の負担を求め、トランプ言いなりの武器の爆買いなど軍事予算を削ればすぐにでも実現できるもの」と強調しました。

写真は、佐藤ちひろ比例候補(第2次発表)と。

 

北区 こくた 佐藤ちひろ

 

最後に私は、野党が参院選の32すべての一人区で統一候補を擁立し、13の「共通政策」という旗印を、しっかり掲げてたたかっていることに触れ、「野党の党首会談では最大限の協力で勝利を目指すことを確認した」と報告。「共産党は、3区5県の共産党候補だけでなくすべての1人区で勝利するため全力を尽くす。その根底にあるは党綱領で、共同の力で政治を変える、統一戦線で政治を変えるという確固たる立場がある」と力説しました。

同時に、「なぜ日本共産党の前進が必要か」として、「共通政策のどの問題も、突き詰めればアメリカ言いなり、財界優先という日本政治の『2つの異常』に行き着く。この問題ではっきりとものが言え、たたかえるのは日本共産党しかいない」「今度の選挙で、北区の底力を発揮し、日本共産党の躍進、倉林明子さんの再選を何としてもかちとろう」と結びました。