田中直子「2人展」//「美を競う 肉筆浮世絵の世界」
2019年06月4日
報告です。2日、招待を受けて、2日まで開催しておられたKabi Rai Lamaさんと田中直子さんの「2人展」に伺いました。
田中直子さんの個展は何度か伺っていますが、ガジマルやネパールのボダイジュを中心に、なんとも力強い筆致で描かれており、沖縄や平和への思い入れが強い方で、作品は名護市にも飾られています。
何度も沖縄を訪れた点でも共通点多く、親しくおつきあいいただいています。
たまたま近くで、「性差別やLGBT差別をなくし、日本共産党といっしょに『ジェンダー平等社会』をめざそう」と語り合うトーク集会の中心として活動されたあかたちかこさん、河本真智子さんも「あっ、こくたさんや」と来られたので、記念に田中さんの作品「ガジマルとヤンバルクイナ」の前で写真を撮りました。
左から、田中さん、河本さん、あかたさんと私。
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続いて、合間をぬって、京都文化博物館で開催中の「美を競う 肉筆浮世絵の世界」を観賞しました。
浮世絵と言えば版画のイメージが強いと思いますが、肉筆画は量産される錦絵の版画とは違い、浮世絵師が直接画いた一点物です。今回は美人画を中心に約110点が展示されており、衣装の紋様や着こなしまで精緻に画かれており、なかなかのものです(もちろん撮影禁止で、アップすることはできません)。
こちらは、6月9日までの開催。興味のある方はぜひ観賞いただきたいと思います。