広島県福山市・福山駅前で日本共産党街頭演説会

2019年03月20日

17日、広島県福山市の福山駅南口で開催された「日本共産党 街頭演説会」に駆けつけました。

私は、辻つねお広島県会議員の勝利、参院選比例で仁比聡平参院議員をはじめ七人の勝利、高見あつみ選挙区候補の勝利をお願いに来たと切り出しました。  

辻つねお県議のかけがえのない役割、もし辻さんが県会にいなかったらと考えると明瞭だと述べ、次の点を強調しました。
(1)県民の要求を県政に届け、「県政と県民を結ぶ架け橋」の議席
広島県議会では共産党一議席だが、県議会に寄せられた請願の八割は、辻さん一人で紹介。県民と県議会を結ぶ、かけがえのない架け橋の役割を。子どもの医療費助成の拡充を、議会の度毎に、委員会で請願が可決するまでに。中小企業振興条例は議員発議の形で実現。賃貸住宅被災者の仮設入居期間「最長一年」とする県当局に「被災者の立場に立つように」と求め、二年間に延長。
高すぎる国保料金を引き下げよと一貫して主張。「国保料の一世帯一万円の引き下げ34億円で可能。福祉の心を」と追及。県民のいのちを守るうえでかけがえのない県議。
(2)行政と議会をチェックするという議員本来の役割を果たし、大本からただす議席      
 広島県政は、自民党と公明党が主導する、いわゆる共産党以外のオール与党議会。そのもとで県民の命や暮らしよりも、ゼネコン奉仕型の政治が横行。
豪雨による土砂災害は、1999年の広島市近郊の集中豪雨で32人が亡くなり、土砂災害防止法の施行(2001年)に繋がった。広島県は土砂災害危険箇所が全国一多く、法施行の2001年には砂防予算が180億円に増え、その後予算は年々減。2014年の77人が亡くなった広島市北部の豪雨災害の直前、辻県議の質問に整備完了に「333年かかる」と答弁。災害後は予算が少し増えたが、18年には最高時の半分に。昨年5月の辻県議の質問に「200年かかる」と答弁。
その直後の7月の豪雨で県内全域で土砂災害が発生し、120人が犠牲になった。防災の予算を半分に減らして人命を軽視した結果だ。県民のみなさんの命に関わる予算は、333年、200年、先送りする一方で、広島駅から広島空港までの移動時間を、わずか3分間、短縮するための高速5号線の建設に1200億円も注ぎ込もうとしている。厳しく追及してきたのは辻さんだけ。この逆立ち県政にモノ言わぬ議員ばかりになってよいのか。

 

DSC_0055 福山駅前①

 

(3)「核兵器のない世界を」の被爆地の心を代表する議席
核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書は全国359自治体で採択。「核兵器のない世界」の願いを県議会で示そう。綱領に核兵器廃絶を掲げる党の代表だからこそ、安倍政権にも、米国にもモノ言える議席だ。

 

DSC_0075 福山駅②

 

県議選で福山市区(定数10)から7期目に挑む辻つねお県議は、大企業優先、不要不急の高速道路建設などの無駄遣いをしている県政を批判し、「砂防予算などを増やし、災害に強い広島をつくるために全力を尽くす」と力強く決意表明しました。

高見あつみ参院広島選挙区予定候補は「日本共産党の勝利で安倍政権を許さない審判を下そう」と訴えました。