「伝統産業の日」2019//「京都経済センター」オープンセレモニー
2019年03月17日
16日、みやこめっせで開催されている「伝統産業の日 2019」に足を運びました。先週の「京漆器展」につづき、16,17日を中心に50周年を迎える「京の名匠春秋会展」「京にいきづく手しごと展」「手描友禅作品展」「京の伝統産業わかば会作品展」など、多彩な展示がされており、今年も京友禅、京こま、水引工芸、きせる専門店のご主人など伝統工芸士、京都が誇る技と伝統を受け継ぐ職人さんらと親しく懇談することができました。
下の写真は、新しく京都手描友禅協同組合の理事長になられた荒木泰博さんと、荒木さんの作品の前で。
京都手描友禅協同組合は、「トレイサビリティ」システムを商品につけて販売することに力を入れており、各商品についた「QRコード」をスマホで読み込むと、次のように、作者や手づくりの各工程などが細かく表示されるしくみなっています。
作品の前で荒木理事長から説明を受けましたが、私がもう一つ感心したのは、着物の八掛にツバキの一品種である「わびすけ」がそっと花を咲かせていたこと。さすがに京都人、その粋なはからいを感じました。
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朝一番は、京都の中心地四条烏丸にグランドオープンした「京都経済センター」のオープンセレモニーに参加し、地元国会議員として紹介を受けました。
「京都経済センター」がその名のごとく、京都の99.7%、働く人の7割以上をしめる中小企業とものづくり産業の発展・支援に役割を発揮されることを願ってやみません。写真は、主催者挨拶する立石義雄・京都智恵産業創造の森理事長。
京都民主商工会の事務所も、京都中小企業会館から移転して入居しています。
また、京都経済センタービルには多くの飲食店が入っており、若い店主らが頑張っておられる様子でした。店舗の種類も和食からイタリアン、ステーキなどバラエティにとんでおり、料金設定もそこそのの感じ。興味のある方は、ぜひ一度立ち寄ってみて下さい。