13日、外務委員会。私の質疑で、「陸自の海外共同訓練 『日報』作成・保管」が明らかに

2019年03月15日

 

13日に開かれた外務委員会で、私は、陸上自衛隊が参加した海外での共同訓練に関する「日報」問題を取り上げ、日報の作成・保管について質しました。

 

こくたさん1

 

原田憲治防衛副大臣は、陸上自衛隊が2015年10月1日以降に参加した海外での3つの日米・多国籍間共同訓練で「日報」が作成・保管されていることを認めました。

作成されていたのは、①米国米陸軍との訓練2016.5.31~6.16。②米軍との豪州での実動訓練2017.7.7~7.19。③米豪軍との豪州での実動訓練2017.5.17~5.28。の三つです。

私は、陸上自衛隊は海外で多くの共同訓練に参加しているにも関わらす、なぜ、日報を保有している訓練が3つしかないのかと追及。原田副大臣は、「定期的な報告をさせることは一般的ではない」との答弁を繰り返すだけでした。

 

原田副大臣

 

私は、2015年の戦争法の施行を受けて陸上自衛隊の海外訓練が変質し、他国との共同訓練も拡大していることを指摘し、「保存期間」を定めた陸自の内規でも、活動の記録を「活動の過程や実績を事後に跡付け、検証するために必要不可欠なもの」と位置付けている。日報を作成しないなどありえない。すべてをあきらかにせよ、と防衛省に日報の全文と徹底調査を強く求めました。

 

全体

 

*******

 

以下のアドレスをクリックすると衆院ライブラリーから質疑の動画を見ることができます。

http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=48793&media_type=