30日、定例会見。統計不正・賃金偽装問題で見解
2019年01月31日
30日、国会内で「定例記者会見」を行いました。
私は、「統計不正が国民にとって何が問題か。雇用・労災保険の給付に現実の被害を及ぼし、公的統計という国民の意思決定の基盤であり、政策判断の土台を崩していることだ」と指摘し、「安倍首相の答弁がそうした認識を欠いていることは、極めて重大で罪深い」と批判。
24日の厚生労働委員会の閉会中審査で、根本匠厚労省が「誤りだった」と答弁したことを踏まえ、「当然、閉会中審査をやり直し、何が誤りだったのかをただす必要がある」と強調。「予算案の審議に入る前に、統計不正・賃金偽装問題に関する集中審議を首相出席のもとで行うべきだ」と主張。
1月18日に開かれた与野党国対委員長会談で、与党側は、「包み隠さず、資料を出させる」という発言しており、その実行を野党が結束して求めていくことを表明しました。