北野天満宮の「ずいき祭」//「還幸祭」巡行

2018年10月6日

 

京都の代表的な秋祭である「ずいき祭」。いちばんの盛り上がりは、4日に行われた還幸祭(かんこうさい)の巡行。私は国会で仕事があり、以下は秘書の永戸さんからの報告です。

 

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雨が降る前に、やっとさ、やっとさの元気なかけ声で御輿が曳かれ、「還幸祭」の巡行が始まりました。これは、北野の神を 10月1日から4日まで西ノ京の御旅所へお迎えして「ずいき御輿」を奉り、今年の収穫に感謝を捧げた後、祭礼の行列が氏子区内を巡行して午後4時半頃には本社に還御するというものです。

 

zuikimaturi

 

後ろから見た御輿。今年は西日本豪雨、台風21号による強風で、農作物への被害も甚大で、その救済・復旧への対策が急がれると思いをはせながら御輿を見送りました。

 

ズイキまつり1

 

こちらは「子ども御輿」です。雨対策か、ビニールでおおわれており、その姿を見ることはできませんでした。

 

子ども御輿

 

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ズイキ御輿

 

神輿は「ずいき」という名の通り、ずいきをはじめとして本物の野菜がふんだんに用いられていていますずいきは屋根葺きに使われ、各部は野菜や穀物で埋め尽くされています。四隅にぶら下げられているのは「すみ瓔珞(ようらく)」と呼ばれるものだそうです。傘部分の白色は白ゴマ、黒色は九条ネギの種、茶色は水菜の種だそうで、傘からは赤茄子・柚子・五色唐辛子がたわわにぶら下がっています。