北海道地震 野党合同対策会議開催//野党は「防災対策のための臨時国会」を要求

2018年09月11日

 

10 日、国会内で、「平成 30 年北海道胆振東部地震 野党合同対策会議」が開催されました。

これは、今回の北海道地震へ各党が各々「対策本部」を設置しているもとで、政府各省庁に対して、合同でヒアリング等を行い、今後、国会における復旧・復興、災害対策活動に役立てようという取り組みです。

日本共産党からは、小池晃(9・6北海道地震対策本部長)、紙智子(同本部長代理)の両参院議員と塩川鉄也衆院議員と私が参加しました。

 

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政府より内閣府(防災)、総務省、厚労省、経産省、農林水産省、財務省、国土交通省、防衛省など15府省が出席し、復旧活動の現状と対応についての説明がありました。

野党各党から、北海道選出議員を中心に、各市町村からの要望、被害の現状、自治体からの専門職員の援助派遣の問題など、被災地と被災者の切実な要求が語られました。

紙智子参院議員が、厚真町からの要望を受け、被災自治体へ応急・復旧・復興のステージごとに専門スタッフの援助派遣が求められていること、難病を抱え避難所に行けない患者への対応が可能な福祉避難所として活用をの要望を紹介、また停電で搾乳てきず、搾乳しても生乳を廃棄しなければならないのは酪農家の責任ではない。国が対策をとるべきだと発言しました。

 

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この対策会議を受けて、6野党は、「台風被害、地震被害の復旧・復興のための補正予算と『復旧・復興と防災対策』のための臨時国会の開催を要求する」ことを決め、野党国対を代表して辻元清美立憲民主党国対委員長が自民党森山国対委員長に申し入れました。