京都「重文」等の台風被害調査⑤//修学院離宮の横山の被害で宮内庁と話しあい

2018年09月12日

 

宮内庁京都事務所と桂離宮所有の山での台風の風による地域に及ぼした被害について、話し合いを持ちました。以下は、秘書の永戸さんの報告です。

 

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7日午後、聖護院に続き、左京区にある修学院離宮の横山の木が倒木したため、住宅地の電線を2ヵ所切断、「三日三晩、停電した」という現場を調査。

住民のみなさんが、かねてからこうした事態を想定し、森の整理など宮内庁に改善要望を提出していた中での事態発生ということで、早速11日に宮内庁職員を現地に呼び、ただちに改善するよう地域住民と永戸秘書が求めました。

宮内庁京都事務所の山本管財調整専門官は、現地の状況を見て「倒木等は、できるだけ早く移動・撤去する(日時はおって永戸へ連絡する)」「(住民が新たな倒木を懸念する)背の高い木の伐採、剪定などの対応については、山を7ブロックに分けて計画的に実施する。その際、住民から要望され懸念の強い木を優先して対応する」と約束。問題のある木を地図に落としました。

 

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以下は、台風直後の現場写真です。

写真① 倒れた大木。

 

修学院1

 

写真② 今にも倒れそうな木。

 

修学院2

 

写真③ 電線を切断した木。すでに処理後。

 

修学院3

 

写真④ 倒れたままの木。

 

修学院4

 

写真⑤ 宮内庁の管理下にあるという「立ち入り禁止」の看板と倒れそうな木。

 

修学院5

 

写真⑥ 避難路が倒木で通行止めに(このエリアは京都市の管理)。

 

修学院6

 

写真⑦ 電線を切断した木(2ヵ所目)。

 

修学院7

 

写真⑧ 電線に架かりそうな枝(写真では見にくいですが)。

 

修学院8

 

写真⑨ 倒れてフェンスを乗り越える枝。

 

修学院99