京都・夏の風物詩「五山の送り火」//聴言センター「大文字を観る会」

2018年08月17日

 

京都で8月16日と言えば、「五山の送り火」です。京の夏の夜空を焦がす京都の伝統行事で「風物詩」です。20時丁度に、東山如意ヶ嶽の「大」(大文字)に点火され、次々に点火されていき、お盆の精霊を送ります(スマホの性能に限界ががあり、写真がぼけていますがかんにん)。

 

大文字1

 

ということで、「大文字」だけをアップで写しました。少しはましでしょうか?これらの写真は、立命館大学以学館屋上から。

私が京都市会議員の折、地元の町内会長として、大学に交渉し、屋上を開放を実現させたもの。

 

daimonji 2

 

東山如意ケ嶽の「大文字」が最もよく知られていますが、そのほかに金閣寺附近の大北山(大文字山)の「左大文字」、松ケ崎西山(万灯籠山)と東山(大黒天山)の「妙法」、西賀茂船山の「船形」、上嵯峨仙翁寺山(万灯籠山・曼荼羅山)の「鳥居形」があり、これを京都五山送り火とよんでいます。

写真は、平野神社前からの写真で、「左大文字」

 

大文字3

 

江戸時代には「一」(鳴滝)、「い」(市野原)、「蛇」(北嵯峨)、「長刀」(観空寺村)、「竹の先に鈴」(西山)など、計10の山で送り火が行われたそうです。

折しも8月8日、京都大学が左京区の山で「い」の痕跡を見つけたと発表しました。今後、保存会を立ち上げ、ぜひとも「い」の送り火の復活を願いたいと思います。

 

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送り火の点火を前に、京都聴覚言語センターで開催された「第22回 大文字を観る会」に参加し、紹介されました。

まずは、京都聴覚言語障害者福祉協会理事長の高田理事長(中央左)、センターの前田さん(中央右)にむかえていただきご挨拶。

 

聴覚言語1

 

オープニングは、「若木寮太鼓クラブ」による和太鼓演奏。障害のあるみなさんがよく頑張って練習され、明るく演奏する姿に感心しました。

 

聴覚言語2

 

その後、紹介を受け、ご参加のみなさんに挨拶する私

 

聴覚言語3

 

「五山の送り火」の点火までの時間、食堂で楽しむみなさんからは、手話で「私は、こくた恵二です。よろしくお願いします」の手ほどきを受け、何とかあいさつできるようになりました。また、国会の傍聴席への「ヒアリングループ(磁気ループ)」の導入についての要望をお聞きしました。

 

聴覚言語4