29日、憲法会議主催「夏の憲法講座」で、国会報告

2018年07月31日

 

29日、東京都内で開催された、憲法改悪阻止各界連絡会(略称・憲法会議)主催の「夏の憲法講座」に招かれ、国会報告を行いました。

 

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今回の講座は、「安倍9条改憲阻止、生かそう憲法 暮らしに政治に!」と題して開催。渡辺治一橋大学名誉教授が「安倍9条改憲の危険性と、発議阻止にむけたたたかい」の講演を行い、私が「市民と野党の共闘ー国会からの報告」を行いました。

参加のみなさんからの質問、20以上が寄せられ、渡辺氏と私が、それらにお答えしました。

 

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なお、私の報告の内容の骨子は以下の通りです。 

一、通常国会閉幕と六野党共同による安倍内閣不信任決議案の提出

(1)民主主義を根底から破壊する安倍内閣、かつてない異常事態が生まれている
(2)公文書改ざんは国民主権と議会制民主主義をふみにじる歴史的犯罪行為
(3)政府・与党は、国民世論を無視、「国権の最高機関」の役割をないがしろにした
(4)なぜ安倍政権はあんなにひどいことを繰り返しても倒れないのか

 

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一、国会を延長して強行した「働き方改革」、参院選挙制度、カジノの各法案の大問題
(1)「高度プロフェッショナル制度」の廃止を!
(2)究極の党利党略。参院選挙制度の強行
(3)究極の売国法、カジノ実施法、闘いはこれからだ
(4)悪行すべて安倍氏へ直結する――強権政治と国政私物化。

一、市民と野党の共闘の発展に確信をもちこの道を前に進めよう
(1)「春の講座」以降も前進
(2)憲法審査会における六野党共闘の紆余曲折と団結・前進
(3)国会における六野党共闘の前進に確信を持とう

 一、米朝会談、南北会談をどう見るのか
(1)米朝首脳会談の歴史的意義、平和のプロセスを成功させることが国際社会の責務
(2)対話による平和的解決の動きが成功をおさめれば、世界史の一大転換点となる。

 一、ウソをつかない、憲法が生きる政治を!を軸に。諸闘争を発展させよう
(1)我々の確信はどこにあるのか?市民・国民の怒りと運動
(2)参院選挙に向けて、「本気の共闘」体制をつくって勝利しよう。
いよいよ、憲法会議の出番の情勢だ。

 

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