第44回「京都木工芸展」//「夏越の古本市」

2018年06月17日

 

16日、毎年、楽しみにしている京都木工芸協同組合が主催する「第44回 京都木工芸展」に、西脇いく子京都府会議員と一緒にうかがいました。

 

西脇府議

 

 京都の木工芸は、世界に誇る伝統産業の重要な一分野。その技法と種類の豊富さは、まさしく伝統工芸というにふさわしく、家具調度品から茶道具類、美術工芸品にいたるまで幅広い分野で、京都ならではの技法が駆使されています。

 

木工展2

 

その「技」を生かし、また、自然な木肌、木目の美しさを生かした工芸品が作りあげられてきました。

 

木工展1

 

その一つ、写真は茶道具入れですが、私は一見して分かりましたが、その木目は火山灰土の中で自然に作られた「龍」をあらわしています

 

龍の木目

 

私は、小物入れと沈金の皿を買い求めました。これらは見事な木目で、大切に使いたいと思います。

今年は、組合として、京都精華大学デザイン科の学生の方々とコラボレーションで、新たな作品づくりに挑戦していることが、語られました。学生の皆さんも多数参加していました。公募に基づく作品が来年は展示とのこと。おおいに期待しましょう。

 

木工展3

 

「木工芸展」 が開催されている場所は、烏丸御池の東北角、かつて造り酒屋であった「しまだい」(写真、17日まで)さんです。ぜひお出かけください。

 

しまだい

 

京都木~1

 

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同日午後、京都文化博物館で開かれている「夏越の古本市」(前まつりは17日まで、後まつりは22~24日)をのぞいてみました。

 

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写真は、スタッフのみなさん。

 

名越の古本市

 

下の写真は、昭和8年の「大相撲の写真番付」。中央に映っているのが、第32代横綱の玉錦三右衛門。横綱成績は、「104勝18敗15休」とありますから8割5分以上の勝率。「横綱の責は果たした」というところでしょうか。みなさんもぜひお出かけください。

 

名越の古本市2

 

8月11日から16日は「下鴨納涼古本まつり」(下鴨神社糺の森)、10月31日から11月4日は「秋の古本まつり」(百萬遍知恩院境内)が開催されます。