愛媛県「加計学園面会記録新文書」を公開。安倍首相の進退に関わる重大問題//京都府商工業者連盟第40回通常総代会・祝賀会

2018年05月22日

 

21日、愛媛県は、参院予算委員会理事会の国政調査権に基づく調査依頼に対して、獣医学部設置に係る「加計学園関係者との打合せ」の文書を提出しました。

 

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文書には、「(2015年)2月25日に(加計学園)理事長が首相と面談」。その際「今治市に設置予定の獣医学部では、国際水準の獣医学部を目指すことなどを説明」。首相からは「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」とのコメントがあったとしています。

 

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これが事実とすれば、安倍首相が、17年7月の衆院での閉中審査で、「17年1月20日に加計学園の獣医学部新設が決定するまで、加計氏が獣医学部新設の意向を持っていたことを知らなかった」と答弁し、今日に至るまで同様の答弁をしてきたことがまったくウソ・虚偽となります。

4月2日の首相官邸での柳瀬唯夫首相秘書官らと、加計学園関係者等の面談以前に「会っていない」と答弁したことも虚偽となり、極めて重大であり、首相の進退に関わる重大問題になります。

いよいよ、加計孝太郎、柳瀬唯夫両氏の証人喚問、中村時広愛媛県知事の国会招致が必要です。

 

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20日夕方、「協同組合 京都府商工業者連盟(経理センター)」の第40回通常総代会後の祝賀会に倉林明子参議院議員のピンチヒッターで参加し、ご挨拶した後、明日からの国会に備え東京へとんぼ返りしました。写真下は、挨拶する今西和政理事長

 

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私からは、まず来年の参議院選挙に2期目の再選を期す倉林参議院議員の実績について紹介。「国保事業の都道府県化にともない、国保料が高すぎて払えない方への無慈悲な財産差押えが相次いでいるが、倉林議員の『最低限度の生活さえままならない方への差押えは国税徴収法に違反する』との追及により、全国で6万件の差押えなどの滞納処分をやめさせ、業者からたいへん喜ばれている」「経済産業委員会での原発問題の追及や、現在の厚労委員会での『働かされ方』改革の追及でも、その鋭さは抜群」と紹介しました。

 

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また、国会での野党共闘の前進、「来週27日には、始まったばかりの新潟県知事選挙の応援に野党の国対委員長が勢揃いする」ことなどを紹介し、「改ざん、隠ぺい、ねつ造の安倍内閣。中小業者がそんな税務処理をしたらどんなひどいことになるか。今こそ安倍内閣打倒を目指し、中小業者がその先頭に立って大いにたたかいましょう」と呼びかけました。