故野中廣務さんの「お別れの会」に参会

2018年04月16日

 

14日、京都市内のホテルグランヴィア京都で、去る1月26日にお亡くなりになった野中広務(享年92歳)さんの「お別れの会」が行われ、私も参会。ご遺族のみなさんらとご挨拶することができました。

お別れの会は、自民党と野中家などが合同で主催し、実行委員長は自民党・二階俊博幹事長(写真は式辞を述べる二階氏)が務めました。

 

野中お別れ会

 

野中氏には、昨年夏に開催した、私の「国対委員長20年を祝うつどい」に出席していただきました。

野中氏とは、村山富市元首相を団長とした超党派国会議員・元議員で構成する交渉団で一緒に北朝鮮を訪問したこともあり、京都を地盤とする同士として「宿敵」ではありましたが、多くのことを学ぶことができました。

 

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御礼のご挨拶にたたれたご遺族の河合多恵子さん(長女)は、「二十歳を目前に戦争を体験した父の原点は平和の実現」「父の姿にもう2度と会うことはできないが、遠い空から、戦争のない平和な日本を願い、見守ってくれていると信じている」と、故人への思いを述べられました。

 

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野中氏と私は政治的立場こそ違うものの、ご遺族が語られた言葉の重みに胸を打たれました。

野中氏は、「戦争体験世代の自分は、戦争を阻むこと、平和のため努力することはあの戦争で亡くなった方々への責任を果たさねばならない。国会の壇上から『大政翼賛会にならぬように』と訴えたのもその気持ちからだ」と私に語ってくれました。

平和の誓い、憲法9条を守る思いを胸に刻み、あらためて改憲阻止に向け邁進する決意です。

今は安らかにお眠り下さい。