17日、6野党国対会合。柳瀬元総理秘書官の証人喚問をあらためて要求/13日、安保委員会

2018年04月18日

 

17日午前、6野党国会対策委員長連絡会を開きました。

 

IMG_20180417_232528

 

自民党から、懸案の集中審議と柳瀬唯夫元首相秘書官の証人喚問について、回答がありました。
それは、23日に衆院で4時間、加計学園問題で「首相の案件」と述べた柳瀬元首相秘書官の国会招致は、参考人で行いたい。その際に加戸守行元愛媛県知事、八田達夫国家戦略特区座長を参考人として招致したいとの提案でした。

6野党は会合で、柳瀬氏は、国会において既に衆参で5時間にわたって参考人として質疑を行っている。その発言がウソだったことが問われているのに、ウソの証言を行えば罰せられる証人喚問でなければ、同じことの繰り返しになる。国民に対する説明責任を果たすという点からも、引き続き、証人喚問を求めることを確認しました。

合わせて、衆院予算委員会の集中審議は約束であり、開催を求める。

財務省事務次官のセクハラ疑惑とその後の対応は、まったく許しがたい。麻生太郎財務大臣の責任は重大だと一致しました。

 

*******

 

13日、安全保障委員会で、「南スーダンの『日報』問題」、「「防衛省内部文書の隠ぺい・改ざん問題」について質問しました。

 

5

 

文書の隠ぺい・改ざん問題については、私が先日の外務委員会で明らかにした防衛省の内部文書が一部削除されて公開されていた問題を取り上げました。そして、当初削除されていたページに記載されていた在沖縄米軍基地の日米共同訓練使用にかかわる検討会議に、島田和久・現首相府書簡らが参加していることがわかり、私は、官邸関係者の関与を隠すために同文書を改ざんした疑いがあると指摘。

さらに、削除されていたページには、2012年6月8日の「内幕課長級懇談」に当時の防衛政策課長の島田氏、日米協力課長の中嶋浩一郎氏(現・沖縄防衛局長)、黒江哲郎防衛政策局次長(のちの防衛事務次官、現・国家安全保障局国家安全保障参与)が参加していたことも明らかにしました。

 

2

 

防衛省の内部文書の隠ぺい・改ざんに、前事務次官ばかりか、現職の総理秘書官、文書の最大の問題である、「沖縄・辺野古基地キャンプシュワブ、キャンプハンセンの自衛隊と米軍の共同使用」の実行に関わる沖縄防衛局長までが関与している疑いがあるという大問題なのだ、徹底究明が必要。大臣は「日報問題で膿を出し切る形でしっかり全てを掌握することが大切だ」と表明している。そうであるならば、この問題でも徹底調査をして国会と国民に明らかにすべきだと強く求めました。