政府提出2018年度予算に反対。6野党共同の予算組み替え動議を提出

2018年03月1日

 

2月28日、18時から衆院本会議が開催され、政府提出の2018年度予算は、自民・公明両党などの与党の賛成多数で可決しました。日本共産党など野党6党は反対し、予算の組み替え動議を共同提案しました。

 

DSC_0419

 

私は、メディアの記者団に問われ、審議は尽くされていない。野党が求めた、裁量労働制の再調査、「働き方改革」法案の提出断念、佐川宣寿国税庁長官、安倍昭恵氏ら証人喚問、徹底した審議をという要求をことごとく拒否し、「最低70時間の野党質問時間」に達しないまま、採決を強行したことは断じて許しがたい。

野党6党共同提案の組み替え動議は、部分的ではあるが、巨額の軍事費、米国からの有償軍事援助(いわゆるFMS)などにメスを入れ、生活保護の切り捨ての再考、格差と貧困の是正や国民生活に振り向けるものだ。6野党が一致して安倍政権の政策の転換を求めたことに重要な意義があると述べました。

本会議での政府提出予算に、日本共産党を代表して、藤野保史衆院議員が反対討論を行いました。