京都産業大学の「丹後震災の記録」特別展

2018年02月13日

 

阪神淡路大震災被災者救援の活動を取り組んできた私としては、京都の震災を学ぶことは、大事な仕事です。

京都産業大学の「むすびわざ館」ギャラリーで開催中の「丹後震災の記録」特別展(18日まで開催)を訪れました。

北丹後震災は、1927年3月7日18時過ぎ、京都府丹後半島で起こったもの。マグニチュードは7.3の内陸型地震。震源が浅かったことから、極めて大きな揺れをもたらしたらしく、写真や展示からは夕飯時の火災も相まって当時のまちが「壊滅」状態となったことが伺えます。

 

丹後震災

 

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地震では、丹後半島の付け根を南北に横断する郷村断層、それと直角の方向に伸びる山田断層があらわれ、峰山町では9割が全壊もしくは全焼、当時の人口の1/4もの犠牲者が出たといわれます。

この断層調査ののち、「活断層」という言葉が使われるようになったということですが、広範な「活断層」の存在が分かっていながら大飯原発など若狭湾の原発群を再稼働させるなど断じて許せません。原発ゼロの社会へ力をあわせましょう。