196通常国会召集。共産党議員団総会で志位委員長あいさつ/6野党国対、質問時間削減に反対し、結束して対応することを確認

2018年01月23日

 

22日、第196通常国会が召集されました。会期は6月20日までの150日間です。

あいさつに立った、志位和夫委員長は、通常国会に臨む日本共産党国会議員団の基本姿勢について述べました。

 

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志位氏は、安倍政権をどうとらえ、どう立ち向かうかと問題提起し、安倍政権の5年間は日本に何をもたらしたか三つ角度から告発しました。

①憲法をこんなに蔑ろした政権はない。②国民の暮らしをこれほど粗末に扱った政権はない。③核兵器禁止条約に背を向ける姿勢を指摘し、世界の流れに真っ向から逆らう政権だと告発。同時なこの安倍暴走政治に対して、市民の闘いがわき起こり、市民と野党の共闘が始まり、確かな成果をあげて来たこと強調し、安倍政治を終わらせ、新しい政治つくろうと訴えました。

 

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通常国会を闘うにあたり、市民と野党の共闘を発展させる先頭に立っての奮闘をと、森友・加計疑惑の幕引きを許さず真相究明をつくす、最大の課題は、安倍政権による憲法9条改憲を阻止する闘いであること、オール沖縄のたたかいに連帯して、南城市長選挙の勝利に続いて大激戦の名護市長選挙の勝利に全力をあげること、「働き方改革」の名による「働かせ方第改悪」を阻止し労働基準法の抜本改革を求めること、原自連の「原発ゼロ基本法案」の方向は全面的に賛成であり、野党共同のものになるよう力を尽くすことなどを課題として提起しました。

最後に「日本共産党の綱領にそくして共産党ならではの論戦」を行おうと呼びかけました。

 

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22日、国会内で野党6党(日本共産党、立憲民主党、希望の党、無所属の会、自由党、社民党)は、国対委員長会談を行いました。
会談で、与党が、野党の質問時間の削減や首相の委員会出席を減らそうとする動きに対して、言語道断と、結束して対応して対応し、十分な質問時間の確保を求めていくことを確認しました。