未生流笹岡家元の「美意識を楽しむ会」/北区「人権のつどい」

2017年12月5日

 

2日は、西陣織工業組合の渡邉隆夫理事長からの招待で出席の約束をしていた、西陣の「織成館」で開催された「笹岡隆甫家元の美意識を楽しむ会」へ向かいました。

遅れての参加で、未生流笹岡家元のお花のパフォーマンスには間に合いませんでしたが、完成された作品を拝見しました(三代家元は、舞台芸術としてのいけばなの可能性を追求されてきただけに、そのパフォーマンスをぜひ見たかったのですが、少し残念です)。

 

笹岡

 

手前の部屋にはナンキンハゼの白い「実」が。こうした心遣いにも風情を感じました(写真がピンぼけですみません)。

 

南京ハゼ

 

交流時間も、わずかで東京に帰らねばなりませんでしたが、家元とは、「お月さんと紅葉、ハゼの面白さ」など話しに、それこそ花が咲きました。参加された方々の上七軒の芸・舞妓さんと文化の継承や、果ては「京都旭丘中学事件」のことなども出され有意義な時を過ごしました。

 

*******

 

午後一番、北区「人権のつどい」には、私の代理として地元秘書の永戸さんと井坂博文・玉本なるみ京都市会議員が参加。会場いっぱいに集まったみなさんに紹介されました。

以下は、その報告です。

 

IMG_2544

 

今年のテーマは「LGBTという言葉を知っていますか?」というもので、性的マイノリティの方の人権を考えるというもの(当日の写真撮影はご遠慮下さいということで、チラシだけです)。

第1部の講演は、佛教大大学院生が自ら性同一性障害で苦しみ、それを克服してきたリアルな体験談を交えてお話しされ、この問題の解決が急がれることが共通の認識となりました。また、第2部は、映画「彼らが本気編むときは、」が上映され、この映画はユニバーサル上映(ユニバーサル・デザイン=障害・能力の如何に問わずに利用することができるよう施設や製品、情報を設計=デザインすること)されました。