西川農相辞任問題で緊急三野党国対会談。明日与野党国対会談を要求することを確認

2015年02月23日

23日、西川公也農林水産大臣が辞任しました。

この問題を巡って、民主党、維新の党、日本共産党三野党の緊急国会対策委員長会談を開催。DSC_0269

明日の衆院予算委員会開催問題についても議論。総理出席の基本的質疑が今日の段階で終わったからといって、総理が出席しない一般質疑に入っていくわけにはいかない。

農相の政治とカネの問題で疑惑が解明されていないと野党が主張し、それに対して、総理は、説明責任果たしていると答弁し、辞任を否定してきた。ところが自分が答弁の矢面に立つ質疑の場が終わると、農相の辞任で、うやむやにしようというのはまったく国会を冒とくしている。

しかも明日は、各党が西川農相への質問通告を行っている。それが辞任した西川氏に代わって、新しい農相に質問してくれというのは成り立たない。

農相の辞任の経過を明確にすること、総理のこの間の答弁の精査の時間の確保など、審議の環境を整えるよう与党に要求していくことを確認しました。

そのために、明朝に、生活の党、社民党を含めた野党国対委員長会談を開き、意思統一を行い、与野党国対会談の開催を要求することを確認しました。

 

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それに先立って、西川公也農相の辞任発言について、見解を求められ次のように答えました。

農相の答弁を聞くにつけ、政治とカネにかかわる疑惑は、一層深まるばかりだ。すでに、記者会見でも見解を述べたが、農相として不適格だということであり、辞任は当然だ。

同時に辞任したからといって説明責任を免れるわけではない。真相を解明するする責任がある。

また、この間一貫して辞任を否定し、説明責任を果たしていると強弁してきた総理の任命責任も明らかにされなければならない。