15日、与野党書記局長・幹事長、国対委員長会談。臨時国会28日召集。野党は「党首会談」を要求

2017年09月16日

 

15日、国会内で、与野党書記局長・幹事長、国対委員長会談が開催。

 

17H_4879

 

最初に、二階俊博自民党幹事長は、「北朝鮮のミサイル発射等に対し国会として毅然と対処するため、臨時国会の冒頭で院の意思を示す決議を行いたい。政府から、臨時国会は、28 日に召集と聞いている」と報告がありました。

 

IMG_20170916_190916

 

日本共産党の小池晃書記局長は、北朝鮮の行為を「断じて許されない。累次の国連決議に違反する暴挙」と糾弾。安保理決議が制裁強化と対話による解決を呼びかけているとし、軍事衝突は絶対に避けなければならない。日本政府は、米朝直接対話を促す努力を行うべきだと主張しました。

その上で、「野党が、憲法 53 条に基づいて要求している国会開会に応じなかったことは極めて遺憾だ」と述べ「森友・加計学園疑惑などの解明など、野党が、掲げてきた問題に、キチンと対応する臨時国会にすべきだ」と強調しました。

決議については、全会派の合意が得られる内容にすべきだと述べました。

野党側から、北朝鮮の核実験、ミサイル発射に関する全政党出席の党首会談を開催すべきだとの要求が出されました。

 

IMG_20170916_190827

 

民進党の松野頼久国対委員長は、「大事な問題があった場合は、首相が各党代表者を集めて意見を聞いた。各党の党首の意見を聞く場を設けるべきだ」と主張しました。小池氏と私は、「この間、与野党国対委員長会談でも党首会談の開催を提唱してきた。安倍首相の国連演説は、党首会談を踏まえて行うべきだ」と、主張しました。

与党側は、持ち帰って検討すると述べました。その後、森山裕自民党国対委員長は、私に、「日程調整を行ったが、出来なかった」と、報告しました。

この会談には、日本共産党からは小池晃書記局長(参院議員)と私が、民進党は大島敦幹事長、松野頼久国対委員長が出席しました。

なお、緊急の会談でもあり、自由党、社民党は欠席しました。