アルゼンチン訪問①、モンソー下院議長、テラダ下院議員と会談//在亜日系団体連合・在亜日本人会と懇談

2017年08月19日


 

最終の訪問地アルゼンチンでは、精力的に活動をこなしました。

エミリア・モンソー下院議長、パトリシア・ヒメネス下院副議長、コーネリア・シュミッド・リエルマン下院外交委員長と会談。ちょうどアルゼンチンでは、選挙の予備選挙活動を行っている忙しいさなか、わざわざ時間を割いての会談でした。モンソー氏は今年5月にマリク・アルゼンチン大統領訪日の際に同行し、大島理森衆議院議長と会談を行った間柄でした。

 

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川端達夫衆議院副議長は、アルゼンチンの多様性の尊重という精神に基づいて、移民受け入れを行ってきたことに改めて感謝を表明。アルゼンチン・タンゴ、ワイン、サッカーのメッシ選手をはじめ日本国民が親しみを感じているとし、議員交流もさらに活発にして、両国の友好が一層深まるようにとあいさつしました。

3氏からは、来年アルゼンチンがG20の議長国、翌年は日本。デジタル化、雇用をテーマに議論する。平和、社会政策で一緒に取り組んでいきたいと意見が述べられました。

 

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からは、唯一の戦争被爆国の日本の議員として、核兵器禁止条約の採択など平和と核兵器廃絶に向かっての動きを歓迎する旨の発言を行い、かつて日本の河野洋平議長が、広島でG8下院議長会議を開催し「核兵器のない世界」を訴えたことも紹介し、核のない世界を目指して力をあわそうと発言。

 

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モンソー氏は、まったく同感とし、北朝鮮の核兵器とミサイル開発の動きに世界が懸念していると表明。日本とは12時間の時差があるが、時差とは無関係に(笑)両国の国民の友好関係を築こうと応じました。

会談の後、モンソー氏が本会議場を案内し説明しました。

 

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モンソー氏との会談に先立って、アリシア・テラダ下院議員・亜日友好議連会長と会談しました。同氏は、2017年度外国人叙勲(旭日中綬章)を受賞しました。州議会議員を経て二期下院議員を務めています。

 

アルゼンチンに着いた夜には、在亜日系団体連合会、在亜日本人会など、日系関係者との懇談会。アルゼンチンの多様性を認める歴史、ただやはりそうは言っても職業として「花屋」「クリーニング」さんが主であったこと、転住者の多い状況、日系日本人としての取り組みなど積極的な交流となりました。

翌日の夜には、アルゼンチンに進出している日本企業の代表者と懇談しました。いずれの代表も、同国のポテンシャルの高さ、本来の豊かさ、資源の豊富さを評価し、今後の行く末に多いなる希望を語りました。