31日、定例会見。加計学園疑惑「前川・和泉両氏の喚問を」//衆院倫選特委で「区割り改定法案」の反対討論に立つ 

2017年06月2日

5月31日、定例記者会見を行いました。

 

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メディアの記者団から、「加計学園問題」で和泉洋人首相補佐官が昨年、当時文部科学省の事務次官、前川喜平氏に対応を早めるよう求めたとされる問題について質問が出され、私は「両者を証人喚問すべきだ」と述べました。

さらに、和泉氏が「首相の指示はない」と述べている一方、前川氏との面会やその際の発言は「記録・記憶がない」と曖昧にしていることを指摘し、「片や指示はないと明確に記憶し、此方(その問題に関する)記憶はない、とは誰が考えてもおかしな話だ」「勝負あった」と強調しました。

 

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5月31日午後、衆院倫理選挙特別委員会で「衆議院議員選挙区画定審議会設置法及び公職選挙法の一部を改正す法律案」(区割り改定法案)に反対する討論を行いました。(賛成多数で可決)。

反対討論では、 「定数削減で切り捨てられるのは主権者・国民の声だ。根拠も示さず、わが国の男子普通選挙権制度が始まって以来、最小の定数に削減した」と厳しく批判しました。

 

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5年後にも大幅な区割り変更が見込まれており、「少なくない有権者が、行政単位や地域社会を分断する異常な線引きが押し付けられ、選挙のたびに不自由な選挙区変更を強いられる」と批判し、大きな区割り変更を行っても格差問題が続くのは、「小選挙区制が、もともと、投票権の平等という憲法の原則とは矛盾する制度だ」と強調。「民意と議席に著しいかい離を生み出す小選挙区制は廃止し、民意を反映する選挙制度へ抜本的に改革すべきだ」と主張しました。

 

 

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