第43回 京都木工芸展を訪問・鑑賞

2017年05月21日

 

20日、早朝に東京を発って43回目を数える「京都木工芸展」を訪ね、鑑賞・激励しました。

 

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今年のテーマは、「もらってうれしい木の逸木 ~ 父の日のプレゼントにいかが」というもので、私も毎年開催を楽しみにしています。写真下の私の右隣が「京都木工芸協同組合」の井口彰夫理事長。その右が茶道指物師の大谷普賢さん。

 

みなさん

 

左に写っている「硯箱」が、理事長の 井口彰夫さんの作品(写真下)です。

 

硯箱

 

京の木工芸「京指物」は、伝統工芸品として経産大臣の指定を受けており、その特徴は種類と技法の豊富さです。今回の展示・販売でも、指物・曲物・挽物・彫物・桶などたくさんの作品が楽しめます。写真下は、京都紫野にお住まいの、「桶屋 近藤」さんの作品。みごとなものです。

 

桶屋近藤

 

また、さすがは1200年のみやこ京都。高い文化性と技術が若い方にもしっかりと伝承され、青年部の創意あふれる作品も出展されていました。写真右下は、「ベンチ」を主力とするオーダー家具の受注製作を行う、日野健さんの作品。

 

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若い女性むけでしょうか、工夫を凝らした化粧箱も若手の創作品です。

 

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