「総選挙勝利へ 党議席の値打ち学習会」(共産党近畿ブロック主催)で講師

2017年05月14日

 

13日早朝に東京をたって新大阪に駆けつけ、「総選挙勝利へ 党議席の値打ち学習会」の講師に立ちました。この学習会は日本共産党近畿ブロックが企画したもので、約100名の地方議員や地区委員会の選対関係者らが参加。

 

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開会挨拶にたった渡辺和俊近畿ブロック責任者・京都府委員長は、「27会党大会が強調した『二つの一体的追求』の具体化として、本日の学習会を開催した」と強調しました。(注)総選挙をたたかう基本姿勢として、1)野党共闘の前進と日本共産党躍進の一体的追求、2)「比例を軸に」、比例代表で「850万票、15%以上」をめざす取り組みと、小選挙区必勝区での勝利の一体追求と27大会は強調しています。

続いては、「地方議員のニュースなど、現在の党活動のすべてが総選挙勝利、東京都議選挙の勝利につなげるものになっているか」と問題提起。「いまこそ、総選挙躍進の目標に魂を入れる時」と強調しました。

また、「今国会の焦点と当面する課題」として、「憲法9条に第3項を加え、自衛隊を明記する」との安倍首相の表明は、「実は日本会議のシナリオにそったもの」と、その本質を暴露。
さらに、「内心を処罰するという本質をごまかそうとするから、法務大臣のような荒唐無稽な答弁が出てくる」と、共謀罪をめぐる国会論戦の到達に触れた後、本題の「党国会議員団の奮闘と実績」について報告しました。

は、1)何よりも国民の支持による前進が、日本共産党の国政におけ存在感を増したこと、2)国民と党の「垣根が低くなった」ことにより、「党がいっそう身近になっていること」、3)国会の全常任委員会に配置することができたこと、4)国会議員団が「多様な地元要求を取り上げ、議案提案権を活かした積極的提案を行っている」ことなどを、実例を交え詳しくお話ししました。

最後に、近畿ブロックには4名の衆議院議員(宮本岳志清水忠史堀内照文こくた恵二)と6名の参議院議員(市田忠義山下芳生井上さとし大門みきし辰巳孝太郎倉林明子)がおり、「全国最強の地方議員団を持っている」ことを紹介。近畿ブロックに関係する10名の国会議員一人ひとりの値打ちと押し出しのポイントを端的に紹介しました。

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学習会を受けた討論では、わたなべ結近畿ブロック比例候補が、「大阪では維新の会の『二重行政解消』の動きの中で、地域医療が崩壊の危機に立っており、『住民合意にもとづく地域医療計画を』と医療崩壊の現状を取り上げた辰巳・宮本両議員の国会質問が地元で話題になっている」「8年ぶりの女性国会議員を、近畿から国会に送り出してほしい」と呼びかけました。