「共謀罪」審議で、与野党国対委員長会談。「『審議つぶし』をやめよ」と主張

2017年04月22日

 

21日、国会内で与野党国会対策委員長会談が開催され、衆院法務委員会においての「共謀罪」法案審議のあり方をめぐって議論しました。

同委員会で、委員長が、質問者が要求していない法務省の官僚を一方的に職権で政府参考人として出席させた問題で、野党は強く抗議しました。

 

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は、「『共謀罪』法案に対して、賛否は別として、法案の内容について、国民の疑問に応え、疑問をただしていく必要がある。ところが19日の質疑では、安倍首相が日本共産党藤野保史議員の質問に答えず、勝手に刑事局長を指名するなど、委員会の審議権への介入で許されない」と批判しました。

さらに、「指名もしていない刑事局長がまず答弁に立ち、続いて立った金田法相は、同一内容の答弁書を読みあげる。違うのは身振り手振りか加わっただけ。これは、審議つぶしに他ならない」と、与党側に厳しく抗議しました。

 

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記者団の質問に答え、最後に、「私たちは、内心の自由を処罰する『共謀罪』法案を徹底審議を通じ、国民の世論と運動と結び、廃案に追い込んでいく」と、表明しました。

 

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