伝統産業の日ー「京に生きづく手しごと展」「京の名匠 春秋会展」「京友禅作品展」など、見どころがいっぱい
2017年03月19日
3月18-20日、みやこめっせを中心に、伝統産業の日として「京に生きづく手しごと展」、「京の名匠 春秋会展」や「京友禅作品展」などを開催中。ぜひお出かけください。
京都伝統工芸連絡懇話会の「京に生きづく手しごと展」は、ここならではの見事な展示です。
調べ緒、京足袋、茶筒、真田紐など伝統工芸に携わる小規模の29業種、41事業所の皆さんが参加して、展示しておられます。一見の価値があります。
京都の伝統産業の多くが一堂に会し、その良さ・深さが楽しめます。
京都手描友禅協同組合の伊藤龍雄副理事長からは、「厳しい状況の中で活路を開こうと、今年からトレーサビリティシステムを導入したり、BS放送にコマーシャルを流したりと、協同組合をあげて努力している」とお話をお聞きしました。
下の写真は、”京象嵌”の建部一雄(京都美術象嵌組合)さん。熊本県や宮崎県などの職員記章などのお仕事もされているとか。私が愛用しているスマホの象嵌ストラップは、特注した建部さんの作品です。
奏絲綴苑主宰の伝統工芸士、平野喜久夫さんは組紐をつかったアイデアたっぷりの小物を考案しておられました。
また、撚糸の実演にも多くの方が参加、好評でした(私の手にある撚糸-写真のものは、機械編みのものです)。