定例会見。「稲田防衛相の辞任を要求する」とあらためて主張／／天皇退位問題全体会議開催
2017年03月16日
15日、定例の記者会見を行いました。
私は、昨日の与野党国会対策委員長会談で野党側が稲田朋美防衛相の辞任を要求したが、稲田大臣は大臣としての資格に欠けると次のように述べました。
「この間の稲田大臣の、南スーダン自衛隊『日報』隠ぺい、戦闘を衝突と言って憲法違反を言葉遊びでごまかしてきた責任は、重大だ。その上に今焦点になっている森友学園問題で訴訟の関与の指摘に対して虚偽だとまで答弁しながら、出廷記録が判明した。まさしく虚偽の答弁を行っている。大臣の資格がないことは明らか」と辞任を要求する立場をあらためて表明しました。
さらに夕方、新たな重大な事実がニュースで流れました。
防衛省は、南スーダンでの武力衝突を記録したＰＫＯ部隊の「日報」を、陸上自衛隊が破棄し、その後、別の部署で見つかった、と説明していましたが、実際には陸自が日報のデータを一貫して保管していたこと、さらにデータを消去するよう指示が出されたことを、自衛隊幹部が証言しました。
稲田大臣は、隠ぺいしただけでなく、もみ消し、国民を欺く虚偽答弁を行ったということではありませんか。直ちに辞任を求めます。
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衆院議長公邸で「天皇退位について立法府の対応」についての全党参加の全体会議が開催。
衆参両院正副議長は、「議論のとりまとめ」を配布。天応の退位を認める立法措置の概要などを提示しました。
正副議長は、各党が持ち帰って検討するように要請し、それを受けて17日に全体会議を開きとりまとめについて了承を得たいと述べました。