第48回 京のぬりもの・京漆器展//共産党中京地区党会議に参加//岩手盛岡で「語るつどい」で訴え

2017年03月13日

 

12日、みやこめっせに、京都漆器工芸協同組合京都漆器青年会が主催する「第48回 京のぬりもの 京漆器展」を訪問。

 

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京都漆器工芸協同組合の遊部尋志理事長(写真)からは、1974年の「伝産法」(正式には「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」)の業種指定以来も「状況は厳しい」との説明がありました。

京都の伝統産業は、「京のぬりもの 京漆器展」が48回の歴史を重ねるように、繰り返しその存続が困難な厳しい状況に直面するなかで、京都の伝統産業が「変わらないことで守ってきたもの」を大切にしながら、技術の革新、新たな製品分野への挑戦など、その才覚と創造性を発揮した自己変革、つまり「大きく変わること」で今日まで営々と継承してきたものがあります。

青年会のみなさんの作品を拝見し、その可能性に思いをはせ、私も微力ながら頑張ろうと決意を新たにしました。

 

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同日午後は、第56回日本共産党京都中京地区党会議に出席し挨拶しました(写真左端が、福井英俊  京都中京地区委員長)。

 

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まず、政府が10日、南スーダンPKO(国連平和維持活動)の陸上自衛隊施設部隊の「撤収」を表明したことは、「憲法違反の自衛隊派兵の大破たんを示すものだ」と指摘。「安倍首相がいう『道路建設が終わったから撤収』などというごまかしでなく、国民の前で正直に違憲派兵の破たんを認め速やかな撤収を求める」とした上で、森友学園の問題共謀罪と金田法相の問題など、激動する国会情勢と共産党の果たしている役割を訴えました。

3野党1会派が参加した第27回党大会の成功と野党共闘の現状に触れ、「状況を前向きに動かす最大の力は、国民的なたたかいにある」と強調。国会内での努力や論戦、野党間の共闘に向けたやりとり、これと「地区党会議参加の代議員のみなさんを先頭とした宣伝やたたかいが結合されてこそ大きな力になる」と訴えを結びました。

 

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11日、「東日本大震災津波 岩手県・釜石市合同追悼式」に参加の前の時間を活用して日本共産党岩手盛岡地区員会主催の「日本の政治を希望語るつどい」に、弁士として参加しました。緊急の企画にもかかわらず250名近くの方々に参加をいただきました。ありがとうございます。

 

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衆院小選挙区岩手一区の吉田恭子予定候補の決意表明、私の訴えの後、40分の質問コーナーを設けました。

私は、東日本大震災津波による被災地岩手県での日本共産党の活動を紹介。その上で南スーダン自衛隊の撤収問題、森友学園・国有地格安払い下げ疑惑、共謀罪法案についてなど国会の状況をまず報告。その上でこの間の野党と市民の共闘の発展と現在の到達点などを語りました。

政党助成金問題、社会保障、メディアの状況などの質問に答えました。