緊急記者会見。国会審議に介入の法務大臣に、大臣の資格なし

2017年02月8日

 

7日、緊急の記者会見を行いました。

「共謀罪」法案をめぐり、金田勝年法相が「法案提出後に議論を深めるべきだ」とする見解を示した文書を配布した問題で、自ら指示してつくらせたもので「不適切だった」と文書を撤回し謝罪しました。

 

 

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私は、「野党間で協議して、金田法相の辞任を求める方向だ」との見解を明らかにしました。

同文書では、「共謀罪」に関する質疑について、基本的政策的判断は、法案が出てから行うべき、法務委員会で議論すべきと記述しており、本日の会見で法相自身が「自分の思いを述べたものだ」と語っていると紹介しました。その上で「結局政府による国会での審議のあり方に対する介入であり、そのことについては撤回していない、ここが大事なポイントだ」と指摘しました。

国会審議に対する認識が欠如しており、「大臣の資格が問われる問題だ。同時に、このような大臣のもとで共謀罪法案を提出すなど到底許されない」と結びました。