「樹木の生命を描く」田中直子さんの作品展を鑑賞

2017年02月6日

 

5日京都府立植物園 植物会館1階展示室で開催中の「樹木の生命を描く」――田中直子作品展--を鑑賞。
「名護のピンプンガジマル」「那覇のガジマル(崇元寺跡)」「金武町伊芸のフンシンガジマル」という沖縄のガジュマルを描いた三部作(いずれも、227 × 364 cmの大作です)が展示されています。

作品展は、12日(日)までですので、ぜひお出かけください。

 

田中直子作品展チラシ

 

運よく、作者の田中直子さんがおられ、お話をお聞きしました。

 

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田中さんは、2014年1月に、「木の上の軍隊」の主題となった伊江村のニーバンガジマールの取材に訪れて、そこで「名護のピンプンガジマル」の話を聞き、当時市長選挙が行われていた名護市入りし、ガジュマルを取材したと述べられました。

さらに、市長選挙で勝利した稲嶺ススム市長が「私が『ピンプンガジュマル』となって名護を守る」という言葉に感動したと語っておられました。

それらが、制作意欲をかきたてのだと思いました。

「三部作」は、樹木のほとばしるような生命の力、沖縄の自然の力強さがが感じられます。