日本共産党大会、成功裏に閉幕//大会初日の私の発言。「野党・市民の共闘のいっそうの前進を」(要旨)

2017年01月19日

18日、日本共産党第27回大会がすべて議事を終え、閉幕しました。

今回の大会は、日本共産党 結党95年の中で、初めて他の党が来賓としてあいさつを行いました。

野党・市民の共闘で、野党連合政権をつくろうとの決意に満ちた大会になりました。

 

IMG_20170118_111358

 

 

この大会には、日本共産党京都東地区委員長を務める私の倅も、大会代議員として出席。

 

IMG_20170116_092207

 

 

親子代議員として、「しんぶん赤旗」の取材を受けるはめになりました。

 

*******

 

党大会初日(15日)に私が行った討論発言要旨は以下の通りです。

野党共闘は、今では日本の政治を変える合言葉、「希望」にまでなりました。
2015年9月19日、安倍政権は戦争法を強行しました。反動勢力の意に反して、運動は戦争法廃止・立憲主義回復、安倍政権打倒のたたかいに発展し、「自公・補完勢力」対「野党と市民の共闘」という、新しい政治対決の構図をつくりあげるまでに至ったのです。
まさに激動の1年半。「これほど短期間に政治情勢が大きく変化するのか」はかせへという思いを禁じえません。
最大の転換の契機は、志位委員長が発表した、戦争法廃止・立憲主義回復の国民連合政府の提唱です。この素早く的確な提起が各党をうならせました。
その後の言い尽くせぬ努力、私たちも変わらなければとの思いで発展させてきました。5月31日、参院選全1人区で野党統一候補ができ、大方の予想を覆したのであります。いずれの地でも共闘を誠実に履行したことが日本共産党への信頼感を醸成しました。
野党と市民の共闘発展の土台と力の源泉は何か。一つは国民の要求です。二つに市民革命と言うべき国民・市民の運動の画期的前進です。三つに躍進した日本共産党の存在感の増大と活動です。それを支えた全党がつくりあげた成果だと、あらためて強調しておきたいと思います。
日本共産党の躍進が野党と市民の共闘の成否を握っていると言っても過言ではありません。日本の政治の新しい時代を前に進める党の実現をめざし、多様で自由な発想で、国民をリスペクトし溶け込む。草の根において国民的運動と共同闘争の発展に貢献する。それぞれの持ち場で新しい挑戦をしようではありませんか。
私は、憲法施行の年に生まれ、今年でちょうど70歳。党国会対策委員長として20年、今ほど激動の渦中にいることを肌で感じるときはありません、やりがいのあるときはありません。来るべき総選挙での勝利をめざし、ともにたたかうことをお誓いします。