京都市北区上賀茂 大田神社の「カキツバタ」

2021年05月3日

 

地元・京都市北区の大田神社(上賀茂)の天然記念物「カキツバタ」が見頃です。立ち寄りました。

 

 

大田神社のカキツバタは、広さ2千平方メートルの池「大田の池」の一面に濃い紫色の花を咲かせ、その自生している数は2万5000株ともいわれます。去年は、コロナ禍で「閉園」だったのですが、今年は散策でき、家族連れの姿もちらほら。その美しさに、しばし癒されました。

 

 

おなじみの平安初期に書かれた「伊勢物語」に出てくる「から衣 きつつなれにし つましあれば はるばる来ぬる たびをしぞ思ふ」の歌。これは、在原業平をモデルにした歌物語とされており、大田神社のカキツバタも平安時代からのものと言われています。

写真は、大田神社参道の新緑。