憲法施行 74年。恒例の「憲法記念日宣伝」で訴え@JR大津京、草津西口

2021年05月4日

 

憲法施行74年目の5月3日、JR大津京駅前、JR草津駅西口で恒例の「憲法記念日宣伝」で訴えました。

大津京駅前では、柏木けい子大津市会議員が司会を務め、ふしき三千代、きのせ明子の両滋賀県会議員も訴え。

草津駅西口では、藤井三恵子草津市会議員が司会を務め、伊吹裕栗東市会議員と佐藤こうへい衆院滋賀3区予定候補も訴えました。

写真下は、大津京駅前で訴える、ふしき県会議員(その右隣が、きのせ県会議員)。

 

 

私は、「憲法記念日には、1993年の年の初当選以来、滋賀県で憲法をめぐる状況と政治について訴えることを慣わしとしてきました」と切り出し、「アベ政権の7年8ヵ月、国民的運動の高揚がアベ改憲を阻止してきた。このことに大きな確信を持とう。同時に、改憲派の執念は侮れない。連休明けにも自民、公明、維新による国民投票法=改憲手続法の採決の企みがあり、まさに今、憲法をめぐる、せめぎあいの状況下に立っている。国民投票法の採決に断固反対の意思を示そう」と強調しました。

 

 

そのうえで、私は、「コロナ危機と日本国憲法25条」として、菅政権のコロナ対策が無為・無策であるだけでなく、後期高齢者医療費の2倍化、中小企業淘汰を狙うものであり、公衆衛生と社会福祉、社会保障、公衆衛生の向上を「国の責務」と定めた憲法25条に逆行するものだと厳しく批判しました。

 

 

また、私は「2015年以来の市民と野党共闘の原点は、安保関連法制=戦争法反対である」と指摘したうえで、「戦争法に関わって一つ指摘しておきたい。先日の日米共同声明では、台湾問題を『軍事同盟の一層の強化』の中に位置づけた。
私は、4月21日の外務委員会でこの問題を取り上げたが、政府答弁は『安保法制=戦争法に基づく対応がありうる』というものであり、台湾海峡で米中が軍事衝突した場合、自衛隊が参戦する危険に道を開く重大なものであることが明らかになった
」と紹介。「台湾問題で、中国が軍事的威嚇や圧力を強めていることは断じて認められない。日米両国が中国と軍事力の増強を競い合うなら、軍事対軍事の悪循環を引き起こす」と批判しました。

写真下は、私の左へ、佐藤・滋賀3区予定候補、藤井・草津市会議員、伊吹・栗東市会議員。

 

 

さらに、私は「4月25日投開票の3つの国政選挙では、全て野党統一候補が勝利した。これを受けて行われた、志位・枝野党首会談では、総選挙に向けた協力の協議を開始すること、コロナ封じ込めの取り組みでの協力を確認した。野党共闘はいっそう加速している」と指摘。

憲法の大原則の一つが国民主権。いま、国民が声をあげれば政治が動くことが証明された」として、コロナ対策では野党が共同した積極提案で政府を動かしてきたこと、安倍政権が執念を燃やした憲法改憲を阻止してきたこと、学術会議任命拒否問題で野党が「時代の共通認識」に立って共同した追及を行ってきたと紹介しました。

 

 

そして、「野党共闘の根底には、憲法の精神があり、それは、①立憲主義・民主主義・平和主義の回復、②格差是正・家計第一の政治、③多様性の尊重とジェンダー平等だ」と強調し、「秋までには必ずある総選挙で、菅・自公政権を倒し、野党連合政権をつくろう。

そのためにも、そのかなめとして頑張る日本共産党の躍進が決定的。日本共産党が前進してこそ、憲法が生きる希望ある政治が実現できる」と訴えました。また、草津駅西口では、「比例代表選挙での日本共産党の躍進、そして滋賀3区では、野党統一候補・佐藤こうへい予定候補の必勝を」と呼びかけました。

訴えの最後に、「『平和主義、基本的人権、民主主義』の3大原則を定めた日本国憲法を、憲法記念日の今日は、みなで読んでみていただきたい」と訴えました。

コロナ感染防止対策に協力のもとで集まっていただいた、みなさんから、大きな拍手をいただきました。ありがとうございました。