野国連開催//共同ぶら下がり会見//定例会見も行いました

2020年08月20日

 

19日、国会内で野国連(野党国対委員長連絡会)を開催。

本日から始まった、第二弾の閉会中審査(衆院の厚生労働委員会)と、今後の国会運営について協議しました。

臨時国会の早期召集を求めることを再度確認しました。

今後の閉会中審査についても、予算委員会の集中審議の開催を求めることも確認しました。

また、立憲民主党、国民民主党、社会保障を立て直す国民会議、社民党の合流問題についての現状を、各党から説明を受けることも議題の一つとなりました。

各党から、報告の発言がありました。

 

 

健康不安が取り沙汰されている安倍晋三総理について、配慮しながら、自らの体調に関して総理自らが国民に説明をすべきとの認識で一致。

 

 

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野国連後の共同会見で、立国社の安住淳国対委員長は「臨時国会の開催は不可欠だ」と指摘。安倍総理の体調については「公務に差し支えがあるのか、安倍総理自らが説明し、事実をはっきりすべきだ」と述べました。

 

 

私は、野国連で「GDPがマイナス27.8%と、戦後最大の落ち込みだ」と指摘し、「感染拡大による医療のひっ迫問題の解決が急を要している。一方、国民の暮らしと生業に眼を向けると悲鳴があがっている。私の地元大手の観光バス会社も深刻な事態に陥っている。雇用調整助成金、持続化給付金の拡充を求める声がある」と強調し、「これらの問題を解決するには、政府に国民の声を伝え、対応策を議論する臨時国会の開催が改めて必要だ」と主張しました

 

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定例会見では、野国連で一致したこと、確認したこと、私が提起した点を報告。

記者団からは、「安倍総理の体調不良問題について」「モーリシャス沖での重油流出事故について」「立憲・国民・社保・社民の合流について」などの質問がありました。

安倍総理の体調問題について、私は「体調問題というのは説明すべきだという以前に、個々人の体調・健康というのは、政治家であれ、誰であれ大事な問題ですから、健康にご留意いただきたいという、まず思いやりがあって、しかるべきではないですかと私は思いますけど」と語りました。

「(総理)本人がおしゃるのであれば、それはそれで大丈夫なのでしょう。万全には万全を期すということがありますから」「それぐらい大事をとっていただいて、よくお調べいただいて、活動されることがいいんじゃないんですか」「国会というところは激務ですから。私たちとして集中審議においでいただいて、復帰の第一ステージしてはどうか」と答えました。

 

 

モーリシャス沖で日本船籍が座礁し、大量の重油が流出した事故への日本政府の対応については「自然の生態系に大きな影響を及ぼす重大な事態だ」、「日本政府が環境破壊に対して、元に戻すための様々な措置をし、努力をするのは当然のこと」と指摘し、「政府として全力をあげるべきだ。初動も遅く体制も不十分だ」と述べました。