野国連。安倍総理の「虚偽答弁」疑惑濃厚。ホテル回答と答弁の食い違いを追及

2020年02月19日

 

18日、8時半から野党国対委員長連絡会(野国連)を開催。予算委員会理事らも出席。

今朝の新聞報道(朝日新聞・毎日新聞)により、安倍総理の答弁に虚偽の疑いが濃厚になりました。
報道では、安倍総理が「前夜祭の会場となった、ANAインターコンチネンタルホテル東京側が、『個別の案件は営業の秘密に関わる』と回答をもらった」と答弁したが、ホテル側は「『営業の秘密』と申し上げた事実はない」と、総理の答弁を否定したのです。

この問題で、緊急に連絡会を持ったものです。ことは重大です。総理は「桜を見る会」の前夜祭をめぐって、一貫して「営業の秘密で答えられない」とホテル側が言っているとして、それを盾に答弁を拒否してきたのです。
その根拠が崩れたということになります。
17日の予算委員会での安倍総理の虚偽答弁の疑いが濃厚になったとの認識で一致し、次のような議論を重ね、自民党に文書での提出を求めました。

予算委員会での総理の答弁は、安倍事務所が「ANAホテルに問い合わせた結果だ」と述べてはいますが、どの部署のどのような責任を持つ方が述べたのか明確にしていません。同時に答弁の中身をみると、安倍総理の側が何を質問し、ホテル側がどう答えたのか区分も主体もはっきりしません。
発端となった辻元清美議員の質問は、ホテル側とのメールでのやりとりであり、ホテル側として責任をもって広報推進室が回答を寄せてきています。
黒白をつけようと思えば、最低限、安倍事務所とホテル側のヤリトリを確認し文書で提供が必要だと確認しました。

 

IMG_4503 20200218 野国連

 

安倍総理が、ホテル側から得たとする回答内容を書面で提出することは、審議の前提だとあらためて主張しました。

 

IMG_4504 20200218 野国連

 

野国連のあとの会見で、立憲民主党の安住淳国対委員長は、ホテル側から『個別の案件は営業の秘密に関わる』と説明を受けたという安倍首相の答弁について「延々とウソをついてきた可能性が高まった」と述べ、「首相が書面で立証しない限り、審議は成り立たない」と強調。

 

IMG_4515 20200218 野国連後のぶら下がり会見

 

私は、「安倍首相が3か月間、国会にウソをついてきたのではないかという問題。首相には虚偽答弁の疑いを晴らす責任がある」と強調し、「ホテル側とのやり取りを書面で示せと求めた。重大な問題として徹底追及する」と主張しました。

自民党は、予算委員会の理事が安倍事務所に「聞き取り」を行い、その内容を予算委員会理事会と野党国対連絡会に報告し、質疑が再開しました。

 

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参照「毎日新聞」

 

DSC_1207 20200218 毎日新聞