7月30日、「国会対策委員長20年を祝うつどい」続報(その③)
2017年08月4日
「議会制民主主義の発展をめざし こくた国会対策委員長20年を祝うつどい」でのスピーチの概要を引き続き紹介します。
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元衆議院議長、河野洋平さんのスピーチより
◆「議会制民主主義というのは数が重視されます。最終的には多数決で物事は決められなければなりませんが、その前には必ず少数意見の尊重ということがなければならないのが、民主主義の本来の姿です。
少数意見の尊重。言うのは簡単ですけれども、少数者が意見を言うということがいかに難しいか、ということを穀田さんは20年間、繰り返し感じてこられたのではないか。
私もかつて新自由クラブという少数会派におりましたから、その時の苦労、感情、気持ちというものは、いまでも忘れることができません」
◆「穀田さんのご苦労をもう一度思い出し、かみしめながら、議会制民主主義の今後の良き前進を心から期待するものです」
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民進党衆議院議員、安住淳さんのスピーチより
◆「国会対策委員長というポストが国際的にあるのかどうかはよく分かりませんが、ギネスに登録されたらたぶん登録されると思いますので、お勧めいたします」
◆「私は与野党の国対委員長を15年ほどやらせていただきました。・・・この前の方には国対関係者が多くとても話しにくいんですが、誤解を恐れず言いますと、国会が回っているのはここにいる人間が汗をかいて頑張っているから回っているんです。国会という場所は、ペン先でなく口論で交えますが、段取り七分、口論三分だと私は思います。・・・国民の不満や怒りがどこにあって、与党にそれをどう受け止めてもらうのかが段取りであって、記者はよく『談合だ』というんですがそうではありません。そういう点で言うと、穀田先生の話は、たぶんいま藤井四段がやってもかなわないくらいの、相当な切れ味と深みがございます。穀田先生がいるおかげで日本の国会運営は格段にレベルアップしたんではないかと思っております」
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公明党衆議院議員、漆原良夫さんからのメッセージです(当日、所用がありご欠席)。ぜひご一読ください