福知山射撃場での米軍実弾訓練要請問題で、防衛省に聞き取り
2016年09月20日
京丹後市にあるミサイル防衛用早期警戒レーダー「Xバンドレーダー」を配備した米軍経ケ岬通信所に所属する軍人・軍属による実弾を用いた射撃訓練を、陸上自衛隊福知山射撃場(京都府福知山市)で行いたいと米側から要望があがっている件について、住民の「とんでもない」という怒りの声をもとに、防衛省から聞き取りを行い、姿勢をただしました。
現在、キャンプ富士(静岡県)で行われている射撃資格に必要な訓練を、近くの福知山射撃場を使用したいとするもので、地元住民からは不安の声が上がっています。
防衛省からの説明は、効率的な訓練確保のため、安全管理は米軍の規律に従う、手続きの流れの説明があり、「地元のご理解とご協力を得るために丁寧に説明していきたい」と繰り返えすのみでした。
しかし、米側は今年の11月からキャンプ富士に代わって福知山射撃場を使用したいとの意向を示しており、「これが許されれば、今後も米軍使用の拡大につながってしまう」という住民の不安をよそに進められていってしまう恐れがあります。
市長は「住民の安全・安心が第一」と言いますが、これを許せば住民の安全・安心は守れません。住民の皆さんと一緒に声をあげていきます。
聞き取りには、井上哲士・倉林明子両参院議員と、私の代理として、折原秘書が同席しました。