和歌山県橋本市河川敷への米軍機「不時着」問題で、近畿中部防衛局に申し入れ

2024年09月4日

3日、7月28日に和歌山県橋本市の河川敷(橋本駅より500mの市街地)に米軍ヘリコプターが不時着陸した問題で、秘書の永戸辰夫さん、くすもと文郎衆院和歌山2区予定候補、阪本久代・高本勝次も両橋本市議が、近畿中部防衛局に抗議するとともに、要望を行いました。

写真左から、永戸秘書、くすもと和歌山2区予定候補、坂本市議、高本市議。

 

 

不時着したのは在韓米軍所属のヘリコプターで、日米共同訓練(オリエンタルシールド)後、撤収のため三重県明野駐屯地を離陸したものの警告灯点灯により「予防着陸」したとしています。

両市議は、「どうして県への連絡が1時間以上も遅れたのか。不時着したときも離陸したときも連絡がなく、米軍がわが物顔で自由勝手に飛び回っていると住民が不安の声をあげている」と迫り、情報共有と連絡体制が全くないことを追及。米軍がわが物顔で自由勝手に振る舞うことは許されないと抗議しました。

また、くすもと氏は、「和歌山は、かつてから米軍の低空飛行訓練による架線切断などの被害を受けてきた」「今回、橋本市でもやるつもりかというのが市民の感情だ」と述べ、米軍の安全管理、再発防止を追及しました。
防衛局担当者は、飛行高度やルートなど具体的問題になると「米軍の運用に関することは答えられない」と繰り返し、米軍への弱腰の姿勢に終始しました。