「西陣織で彩る平安絵巻」展を鑑賞。ぜひお出かけください!

2024年08月28日

京都市上京区の西陣織会館で開催中の「西陣織で彩る平安絵巻」展を鑑賞しました。
展示期間は、12月18日まで、入場無料。毎週月曜日は休館で祝日の場合は火曜日が休館です。

 

 

写真が許可されたのは、チラシの十二単のみでしたが、源氏物語54帖を西陣織で「屏風」にしたもの(全国でただ一つ)など、西陣織の技と美しさを楽しむことができます。

十二単とは、宮中女性の正装着で、重さは使用された生地にもよりますが、10~20キロ以上の重量があったともいわれています。
色のグラデーションは、「重ね色目」と呼ばれ、四季の彩を意識して工夫されました。その着こなしは、美しさや知性を表現する手段でもあったのでしょうか。

「京の匠ふれあい事業」として、西陣織会館では、染と織の職人さんによる実演が7月11日~2月28日まで、ほぼ毎日、観ることができるそうです。
一見の価値アリ。ぜひお出かけください。