8月15日は、終戦記念日。反戦・平和の誓い新たに!

2024年08月15日

本日8月15日は終戦記念日。本来なら私は、滋賀県大津市と草津市、京都市での街頭演説を行う慣わしであり予定でしたが、体調不良のために欠席を余儀なくされました。昨年は台風で中止しました。
予告宣伝が行われていましたのに、申し訳ありません、お詫びする次第です。

私は、79回目の終戦記念日にあたり、まず日本軍国主義による侵略戦争と植民地支配で犠牲になられた方々に哀悼の意を表するものです。

こんにち、総裁選不出馬を表明しましたが岸田自公政権の下で、「戦争する国」づくりが強行されてきました。特徴的なのはこの面でもアメリカ主導で進められていることです。駐日米大使エマニュエル氏が「岸田政権は2年間で、70 年来の安全保障政策の隅々に手を入れて根底から覆した。防衛費のGDP比2%への増額、敵基地攻撃能力保有、そのためのトマホークの購入、防衛装備品の輸出にもめどをつけた」と言ってのけました。核兵器の使用を前提とした「核抑止力」の強化を日米一体ですすめるための日米閣僚級協議をはじめるまでになっています。

このことは、戦後憲法の下で日本が歩んできた「平和国家」を根本から破壊するものです。
地元紙も「新たな『戦前』に進まぬよう」との社説を掲げ、警鐘を鳴らしているのです。
世論調査でも明らかなように、国民の多数が憲法に基づく平和の探求を望んでいます。
あらためて憲法の示す道を歩もうではありませんか。
日本国憲法前文は「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する」と記しています。

日本共産党は、反戦平和の党として、国民のみなさんと団結・連帯し、憲法9条を守り抜き、大軍拡をやめさせ平和のために全力を挙げることを誓うものです。