京の夏、涼は「下鴨納涼古本まつり」で
2016年08月11日
11日、下鴨神社糺の森での京都古書研究会主催「第29回下鴨納涼古本まつり 2016」が開催。
開始時間の10時には好事家がズラリと並び、狙った本を手にすべく今や遅しと待ち構える。開始の合図とともに、脱兎の如くお目当ての店に。
とても充実した「古本まつり目録」付きの案内を早々といただきました。実は、これを見ているだけで、研究会傘下の書店の得意部門の一端を知ることができます。眺めているだけで楽しくなります。
まつりの児童書コーナーのイベントは、毎年子どもさんから大人まで人気の街頭紙芝居、絵本読み語りライブ。
この時期雨にたたられたこともありましたが、今年は大丈夫なようです。
さっそく、次なる企画、「秋の古本まつり」(10月29日~11月3日、大本山百萬遍知恩寺境内にて)の案内も頂戴しました。今年は40回記念のスペシャルイベントも盛りだくさんとのこと。
まずは、納涼のまつりにお出かけください。
*******
会場の下鴨神社糺の森には、「一蹴の地」の碑があります。探して見られるのも一興かと思います。
この地は関西におけるラグビーの発祥の地です。1911年、当時国内唯一のラグビー部をもつ慶応大学と旧制第三高等学校蹴球部とが対戦。日本人チーム同士の最初の試合とされます。